弊社では輸入代理店として海外メーカーが開発・製造する製品を日本で普及させるためのお手伝いをしております。
また、自社独自商品の開発にも注力しており、OEMやODMによって製造、販売も行なっております。
このように弊社の主力事業は輸入や自社開発による製品の製造および販売です。
その中で、弊社がどのようなコンセプトをもとに取り扱う製品を決定しているのか、ということをお話しいたします。
実際に自分たちが使用するもの
弊社では、私たち自身が実際に使用するものを取り扱うというコンセプトがございます。
つまり、私たち自身が製造者、販売者でありながら、使用者(ユーザー)でもあるのです。
お客様に製品を提供する以上、品質や使い勝手、機能性、デザイン性などあらゆる要素において自分たちの目で確かめる必要がございます。これは出荷する際の検品作業という事務的な工程だけではなく、実際に自分たちが使ってみることで分かること、強み、改善できること等を掘り起こすことができると考えております。
実際に、弊社が販売する「システム手帳ELENOA」は初期モデルの発売から1年以上が経過しますが、今でも代表自身が日々の仕事に活用しています。
実際に使ってみることで発見がある
私たち自身がユーザーになることによって、良い部分だけではなく、ちょっとした不満や「これがこうだったら良いのに」といった改善点も発見することができます。
一般的に、こうした改善点を実際に反映して商品化まですることは決して容易なことではありません。
しかし、弊社はメーカーと直接取引を行なっておりますので、細かいマイナーチェンジであればそこまで多大な時間や費用を費やさずに実施することが出来ます。
こうした発見はメーカーにとっても貴重なことで、メーカーにとっても新たな商品開発のアイデアになったり、スタッフの技術向上にも関係します。
このように、弊社では自分たちが製造者であり、販売者であり、使用者でもあることに重きを置いた商品選定、商品開発に取り組んでいます。
作って終わり、売って終わりの時代は、まさにそれ自体が終わりを迎えようとしています。
日本はすでに先進国として多くの商品や食品、サービス、情報が流通しており、物凄いスピードで変化しています。
私たちも含め、消費者が様々な情報に触れることができるようになり、その分だけ知識や情報を集めることが容易になりました。
「比較サイト」に代表されるように、商品やサービスはあっという間に比較対象となり、選ばれなければ淘汰されてしまう時代です。そういった意味では難しい時代とも言えますが、その一方で技術革新やインフラが整ったことで事業がしやすい時代にもなっていることは間違いありません。
その一つとして、弊社でも積極的に活用しているクラウドファンディングが挙げられます。
クラウドファンディングは海外、特にアメリカが先進国となっていますが、日本でもようやく普及されてきたサービスです。
こうしたサービスが普及するまでは、例えば新しい製品を開発した後、実際に市場に出してみないと結果がどうなるか分からないリスクがありました。
もちろん、クラウドファンディングだけで全ての需要を満たすことはできませんが、一つの指標になることは間違いありません。
その他にも、多様な決済サービスの普及やWEBサービス、ECサービスの普及で販売、販促、営業活動など様々な要素において利便性が向上しました。
私たちもこうした時代の流れや恩恵を受けながら、しっかりと自社が取り組むべき製品、サービスを選定、開発し、お客様の生活に少しでもお役に立てるように取り組んでまいります。
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